当社では新型コロナウイルスの感染拡大に伴う学校の休校などを受け、子供の預け先を確保できない従業員を支援するため、社内に臨時学童保育所を開設しました。
<社内学童保育概要>
期 間:2020年03月16日(月)~4月17日(金)
時 間:8:30~17:00
場 所:物流センター内 空スペース
対 象:幼稚園年少~小学4年生(利用者10名)
対 応:保育士2名
<1日のスケジュール>
08:30 親子で一緒に出社
09:00 自由あそび・宿題・お散歩
12:00 昼食 ※お弁当持参
13:00 自由あそび・宿題・お散歩
15:00 おやつ
各自お迎え、親子で一緒に帰宅
開設背景
高蔵寺物流センター(愛知県春日井市)では従業員の約65%が女性で、小さな子供を育てながら勤務するメンバーが数多く在籍。
そんな中、特に短時間勤務者は学童利用が難しく(利用許可がもらえない)、預け先もなく欠勤せざるを得ないという課題がでてきた。
物流作業量予測から、会社としても仕事を休まれては困る状況であった。
同センター内には企業内保育所もあるが、0~2歳用として施設が作られていること、スペースが限られていること等で共同での利用は困難であった。
そこで隣接する建物の空きスペースを利用し(他職場保育士2名を専属)学童保育を実施することとした。
臨時学童保育の様子
学童ルーム/読み聞かせタイム
遊び道具/従業員からの借り物
散歩/室内だけでなく定期的に外にでてリフレッシュ
保育士の声 ・感染症リスクもあり、衛生面に特に注意した。 ・マスクをつけたがらない小さなこどもに対しては、分かりやすい説明(工夫し)をし徹底させた。 ・散歩で公園を利用する際は、他の利用者がいない時のみとした。 ・異年齢(年少~小4)が混在し、それぞれの発達、活動が異なるため大変苦労(安全含)した。 保護者の声 ・預け先がなく、子ども一人で留守番させることができず、学童を利用でき大変助かった ・できればもっと継続して学童保育を利用したかった ・今後(コロナ禍でない)他時期も学童保育を開設してほしい