お知らせ

【商品開発インタビュー】「きくらげ入りドーナツ」」春日井ファーム

「きくらげ入りドーナツ」の魅力や開発秘話を担当者に聞きました


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ホンダロジコム(株)ネオバリュークリエイション部
スマート農業推進G 神谷


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その場で食べれるきくらげスイーツがつくりたい


――スイーツ商品を作ろうと思ったきっかけは


たくさんの方に春日井ファームの取り組みや商品を知ってもらうため、毎月各種イベントに出展しています。
イベント出展する中で、会場を見渡すと来場者の動向として、その場で食べられる商品を購入している方が多く、
その中でも親子連れの方などはスイーツを手にする姿が目立つなと感じていました。
「いつかオリジナル商品として、その場で食べれるきくらげスイーツがつくりたいなあ」と思っていたところ、
偶然にも他の商品開発で相談中のメーカーの方にドーナツをご提案いただく機会があり、
それがスイーツ商品誕生のきっかけとなりました。

ターゲットを誰にするかによって、商品開発の方向性や選択が変わってきます。
きくらげを入れることによってドーナツの栄養価を高めることができるので
健康を意識する大人向けドーナツをコンセプトに考えていくことにしました。


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油で揚げないヘルシーな栄養価の高いドーナツ


――商品の特徴を教えてください


健康でカラダに優しいドーナツを作るため、油で揚げない製法にして、焼いて作る「焼きドーナツ」にしています。また、きくらげとともにおからを入れ栄養価をより高いのものにしたのもこの商品の特徴。

薬膳の王様とも言われる「きくらげ」が入ることにより、豊富なミネラル・ビタミンD、食物繊維が加わり、さらに大豆を原料としているおからも栄養価がたかく、水分を含むとかさが増すので満腹感が得られやすいという特性があります。

栄養豊富で、カロリーも糖質も低い2種類の食材を使用していることもカラダに優しい理由の一つです。


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不思議な食感。もちもちの中にコリコリ?!

また、この焼きドーナツは食感が独特なのも特徴です。
きくらげの食感を感じてもらうため、もちもちした生地の中できくらげの存在感を出しました。
「もちもちの中にコリコリっ、いた!」といったような感じで、
お口の中で2種の不思議な食感をお楽しみいただけるかと思います。

冷やして食べても、温めて食べてもおススメ


この商品は冷やして食べても、温めて食べててもOK。
季節や気分で、変化をつけていただくのもおススメです。
冷やすと少し硬めの食感になりますが、ひんやりとした口当たりが美味しく、
温めるとふわふわもちもち感が増して、ほっこりとお召し上がりいただけます。


開発時には無限の選択肢


――商品開発で苦労したことは


開発時には無限の選択肢があって。
ドライフルーツなどを入れる案もありましたが、食感が複雑化しきくらげが引き立たなくなってしまうこともあり
フレーバーをしっかりとし、食感を感じる材料はきくらげのみとする方向としました。

現在ではプレーン、抹茶、ほうじ茶、紅茶、チョコ、コーヒーの6種類を採用し商品化しています。

フレーバーの好みはそれぞれではありますが、傾向として
お子さまから大人まで偏りなく人気なのがプレーンです。
オーソドックスな定番のフレーバーですが、飽きのこない安定な味。
ほんのりと自然な甘さで、一番よく売れていますね。
女性に人気なのが、香りが広がる紅茶とほうじ茶。
お子さまは少し甘めのチョコが人気です。


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開発途中や完成時、社内で試食会を実施

開発途中や完成してから、社内で試食会なども行って従業員からいろいろな意見をもらうようにしています。
完成までの試作中も多くの方に試食をしてもらい3-4か月かけて完成にこぎつけました。
最終的に「同じ焼きドーナツでもフレーバーによって全然違うスイーツみたい!」
「ひとくちでしっかりきくらげを感じることができた!食感が愉快」など意見をもらって
イメージしていたドーナツができたという実感があります。

商品完成後、マルシェやイベントでドーナツを販売していますが、毎回人気商品で完売になることも。
お客様がイベントでその場で食べたいと思う商品が作れたと手ごたえを感じ、
また、お客様が直接食べている姿を見ることができるのもこの商品を作ったうれしい点ですね。

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丁寧に手焼きで作り上げたきくらげ入り焼ドーナツは限定販売!

きくらげ入り焼きドーナツは、一つ一つ丁寧に手焼きで作り上げているため、
直売店「モーグマルシェ」と楽天「春日井ファーム」、出展イベントとあわせ、社内販売に限定して販売しています。
春日井ファームの他商品とともに取引先へのお土産やお中元、お歳暮、また職場メンバーへのプレゼントとしていかがでしょうか。
ご注文の受付は下記まで。またご不明点などございましたらお気軽にご連絡ください。


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取材日:2023年3月