サステナビリティ

02
COOPERATION

社外団体との連携

教育機関や行政、NPO法人、メディアなど、さまざまな団体とのリレーション活動。

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

教育機関との連携

大学生にビジネス社会を体感する機会を提供したり、彼らのフレッシュなアイデアや感性を事業活動に 生かしたりすることを目的として、愛知県春日井市の中部大学と産学連携プロジェクトに取り組んでいます。


SDGs絵本の共同制作


▲図書館で絵本の読み聞かせを行う学生たち


▲春日井市役所で行われた贈呈式の様子

2022年に、SDGsに関する教育絵本「じょろろん じょうろくん(文芸社)」を学生と共同制作。水を浄化する力を持つ「じょろろん じょうろ」君が、バイキンによって汚されてしまった川を仲間たちと協力しながらきれいにしていく物語がかわいらしいイラストとともに展開されます。
川がなぜ汚れてしまうのか、どうすれば水質を改善できるのか。SDGsが掲げる17の目標のうち、子どもたちにとっても身近な「安全な水とトイレを世界中に」をテーマに、「水」の大切さ、またそれをきれいに保つことの難しさを説く一冊です。
今回の絵本づくりは、中部大学人文学部・柳谷啓子教授の指導で、ゼミの学生たちが物語とイラストの原画を考案。「親子で楽しめる本」というコンセプトのもと、子どもたちが親しみやすいキャラクターの設定や擬音の多用など、幅広い観点からアイデアを出し合い、ストーリーを練っていきました。制作過程でホンダロジコムが運営する事業所内保育所「ロジキッズ」を訪問し、子ども達と交流したり、どんな絵本に興味を持つか調査した経験も生かされています。
イラストレーターのどうまんかずのりさんが原画の最終的なブラッシュアップを行い、完成した絵本「じょろろん じょうろくん」は、春日井市と小牧市にそれぞれ100冊進呈させていただきました。学生たちとともに「1人でも多くの子どもたちに絵本にふれてもらおう」と、図書館などで読み聞かせボランティア活動を継続中。本書を通して、水や環境について親子で考える機会が生まれ、子どもたちのSDGs意識の向上につながることを願っています。

きくらげ商品の共同開発

自社農園「春日井ファーム」で穫れたきくらげ入りの加工食品を、中部大学の学生と共同で開発しています。活動資金をクラウドファンディングによって調達するなど、学生のアイデアや行動力と当社のリソースが融合したユニークな商品がこれまでに多数誕生しました。中でも「きくらげ入りおみそ汁」は、栄養価の高いきくらげを手軽に楽しめるとあって、発売以来、人気定番商品になっています。また、学生には農園のPR動画制作もしていただきました。

メディアとの連携

各種メディアを通じたSDGsの啓蒙や、当社の取り組みの広報活動。


ラジオ番組への協賛

CBCラジオ番組「石塚元章ニュースマン!!」の提供スポンサーとなり、ホンダロジコムとして番組内で5分間のオリジナルコーナー「your SDGs~地球の未来~」をもちSDGsの普及促進に貢献しています。東海エリアでSDGs活動に積極的に取り組んでいる団体・企業・学校の担当者様をゲストにお招きして、パーソナリティの石塚元章さん、渡辺美香さんとともにトークを展開しながら具体的なSDGS活動について紹介してもらうというもの。事前の取材はホンダロジコムのSDGsグループの社員が担当し、SDGsに取り組むきっかけや、苦労したこと、世の中に発信していきたい展望など、内容をしっかりと掘り下げることに努めています。また、取材内容をもとに作成した動画をホンダロジコム公式YouTubeチャンネルで配信しています。
CBCラジオ 番組内コーナー
「your SDGs~地球の未来~」
放送日時:毎週土曜7:30ごろから(5分間)
※「石塚元章ニュースマン!!」番組内
パーソナリティ:
石塚元章さん(CBC特別解説委員)
渡辺美香さん(CBCアナウンサー)

オウンドメディアの活用

ホンダロジコムが取り組んでいるサステナビリティ活動を、インスタグラムやツイッター、YouTubeなどのSNSや自社サイトを通して社内外に発信しています。動画をはじめ、投稿するコンテンツの多くを自社で制作しているのが特徴。投稿をきっかけに、当社に対する理解・共感が深まったり、新たな交流や共創が生まれたりすることを期待しています。

自治体との連携

ホンダロジコムが本社を置く愛知県春日井市との連携・協働により、幅広くコミュニティに参画し、
地域が抱えるさまざまな課題の解決や、住民の方々とのコミュニケーションに取り組んでいます。


春日井カエル企業認定

愛知県春日井市から「春日井カエル企業」として認定されました。変わりゆく社会の中で、働き方を見直して従業員に優しい経営を進める企業や新たな事業に挑戦する企業など、新たな価値を生み出すために不断の努力を続けているとして、同市の公式サイトに当社のダイバーシティへの取組みが掲載されています。 

地域イベントへの協力・協賛

地域との交流を深めるため、事業所を置くエリアのイベントに参加しています。たとえば、春日井市が主催する毎年恒例のイベントに企業協賛するとともに「わいわいカーニバル」や「春日井まつり」に春日井ファームとしてブースを出展。キクラゲ製品のPRを通して、サステナビリティへの考え方や取り組みを発信しています。

NPO法人との連携

社会課題解決に取り組む社外のさまざまなNPO法人への協力活動を展開。
互いの強みと強みを掛け合わせ、単独では成し得ない、より大きな効果を創出することを目指してします。


「ありがとうファーム」との連携

身体・精神などにハンディキャップのある人たちが働き、それぞれの「得意」を生かした活躍の場を作り出している「ありがとうファーム」。その取り組みに賛同し、同ファームの所属アーティストの作品を貸し出す「レンタルアート」契約を結んでいます。固定観念にとらわれない独創的なアートを事業所内に展示することで、鑑賞をきっかけとした社員同士のコミュニケーションを活性化させるとともに、多様性に対する理解促進、作家の経済的自立を支援しています。

「あいちかすがいっこ」との連携

春日井市内で子育て支援事業を行っている「あいちかすがいっこ」の活動趣旨に賛同し、同法人が主催する「ママの文化祭」への出展や、リーフレットの取材協力などの取り組みを実施。また、企業会員として女性活躍や子育てしやすい街、支え合い助け合うことが自然にできる地域づくりを応援しています。

「あっとわん」との連携携

「自立する市民の場づくり」という基本理念のもと、子育てや、障がいのある子どもの支援などを行う春日井市のNPO法人「あっとわん」の活動趣旨に賛同し、その取り組みを応援しています。2019年には、仕事を始めたい子育て中のママを対象とした就業体験プログラムの実習や、職場見学ツアーの受け入れ先として協力させていただきました。